きっかけは、自然観察会。

まちづくりを考える中で、「まずはもう一度、ちゃんとこのまちのことを知らなくては」と始めた自然観察会と青空カフェ。

 地元に住んでいながらも、初めて行く場所があったり、自然観察指導員の方にもたくさんの野鳥や植物について教えてもらい、知識を深めることができました。

また、「昔、ここは一面、こんもりした森でねぇ」などと、地元に昔から住む方から、かつてのまちの様子を聞くこともでき、ますます横根平子への愛着が湧きました。

そんな発見ばかりの自然観察会を行うこと5回。

この想いを多くの方に伝えたい、それが「里山マップ」を作るきっかけです。

まちの魅力のすべてを詰め込んで。

横根平子には、自然はもとより、鎌倉時代の貴重な文化財として、愛知県指定文化財とされている、「藤井宮御酒瓶子」や、レンガ造りの用水路、景観がすばらしい高台など、見どころがいっぱい。そんな色々を詰め込めるだけ詰め込んで、楽しい手描きの地図にしました。

さらに、裏面は夜の顔。

５月下旬～見られるヒメボタルについてご紹介しています。

ホタルが生息するということは、豊かな自然があるからこそでした。

残念ながら、区画整理の造成工事が始まり、現在、このマップのような環境ではありませんが、私たちはこのまちの豊かさを忘れません。